柿崎 裕二
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あなたは、webサイトの改善をする際に解析ツールを活用していますか?
サイトを改善するにあたって大切なことは「サイト運営者の主観」で判断しないことが重要です。
なぜなら、サイト運営者側とユーザー側とではそもそもニーズや求めているものが違ったり、ミスマッチがあるからです。
これは何もサイト改善だけに言えることではなく、ビジネスにおいても「売り手」と「買い手」でミスマッチが起きている状態と同じです。
まずはこれをwebビジネスの世界でも理解する必要があります。
今回はサイト改善に役立つweb解析ツールを厳選して5選紹介いたします。是非ご参考ください。
目次
サイト運営においてweb効果測定は必須
サイトを運営しているのであれば、日々仮説検証を行うことが重要ですが、以外なことに「自社のサイトのことを把握できていない」という企業やweb担当者、サイト運営者は多いです。
ホームページから、集客や売上を上げるためには定期的にサイトの効果測定をしながら仮説検証を行い、改善をしていくことでより良いサイトになっていきます。
また、サイト改善にあたって便利なツールは、今は豊富に揃っているため、すぐに効果測定などをできる環境は構築できます。
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サイト改善に役立つweb解析ツールを5選紹介
ここでご紹介するweb解析ツールはすべて導入する必要はありません。
自社に合ったツールや興味のあるサービスがあれば、導入を検討すると良いでしょう。
ただし、サイト運営をはじめるにあたってすぐに導入しておきたいweb解析ツールというのも存在します。それらの必須ツールがまだサイトに導入されていない場合は必ず取り入れるようにしましょう。
今回は、すぐに導入できてサイト改善に「使えるツール」に絞ってご紹介いたします。
1.サイト改善に必須のアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」
https://www.google.com/intl/ja/analytics/search.html
web解析ツールの代表的なものといえば「Googleアナリティクス」です。
GoogleアナリティクスはGoogleが提供しているツールであり、無料で使うことができます。(有料版もあり)
Googleアナリティクスの導入は簡単でアカウントを作成してから、公開しているサイトにトラッキングタグを挿入すればその日からアクセス解析などのデータが把握可能です。
一日のアクセス数や、どこの地域からアクセスがあったのか、どのページが一番ユーザーに閲覧されているかなど、サイト運営者が知りたい情報を知ることができるためweb解析ツールとしては必須のツールとなっております。
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「5分で実践!Googleアナリティクスで目標設定をする方法」
2.SEO施策やサイトの健康状態を確認できる「Googleサーチコンソール」
https://www.google.com/webmasters/tools/home?hl=ja
Googleサーチコンソールは、Googleアナリティクス同様にGoogleが提供している解析ツールです。運営しているサイトにトラッキングタグを挿入すればその日から活用可能です。
Googleアナリティクスとの機能の違いは、運営しているサイトがGoogleの検索エンジンに問題なくインデックス(検索結果に反映)されているか確認できたり、Googleの検索エンジンからペナルティ判定を受けていないかなどを把握することが出来ることです。
また、検索アナリティクスというメニューでは、何の検索キーワードで運営しているサイトが上位表示されているかも把握することが出来るため、SEO施策においても活用できます。
また、特別な問題(他社に自社のコンテンツや画像を引用された場合)なども、Googleサーチコンソールから異議申し立てを送ることが可能です。
webサイト運営において、GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールは必ず導入するようにしましょう。
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3.ユーザーの動きを可視化する「ヒートマップ解析ツール User Heat」
User Heat(ユーザーヒート)はユーザーの動きを可視化することができるヒートマップ解析ツールです。
スマホサイト、PCサイトともに月間30万PVまでのサイトであれば無料で活用可能です。
上記はユーザーヒートの機能の一部を活用したものですが、ユーザーがアクセスしたページでクリックした箇所や熟読エリア、離脱したエリアなどを可視化して把握できるため、サイト改善に非常に役立てることができます。
4.Webサイトでのユーザー行動をヒートマップで可視化「User Insight」
User Insight(ユーザーインサイト)はヒートマップ解析はもちろんのこと、広告の効果測定やスマートフォン解析、ユーザー属性解析やEFO解析などサイト分析に役立つ一連の機能が揃っているweb解析ツールです。
User Insightの導入は有料版のみですが、本格的にサイト改善やweb解析をしたい企業、サイト運営者にとっては便利なツールであることから導入を検討しても良いでしょう。
「導入事例」を拝見すればわかる通り、大企業のwebサイトやメディア、ECサイトなどにも活用されており使い勝手も良さそうです。
ある程度のアクセス数や売上があるwebサイトやECサイトなどに導入するのを推奨します。
5.同業他社のサイトも分析できるSimilarWeb(シミラーウェブ)
http://www.similar-web.jp/knowledgebase/similarweb/
SimilarWeb(シミラーウェブ)は、webサイトのアクセス数などを調べることができるツールです。
SimilarWebには無料版と有利版がありますが、簡単なサイトの状況を調べたい場合は無料版でも十分サイトの現状を知るうえで役立てることができます。
また、調べたいサイトのURLを入力するだけでアクセスの訪問数やPV数、平均滞在時間などを把握できるので、同業他社のライバルサイトの指標を調べるうえで活用するのが特に便利です。
ただし、Googleアナリティクスやサーチコンソールとは異なり、SimilarWeb独自のデータから算出された推測値で数字が表示されるため、全て正しい数字で反映されるわけではない点は注意が必要です。(実際にサイトによっては数字に大きな開きがある場合もあります)
そういったことからあくまでも参考程度に留めて活用する使い方が好ましいでしょう。
まとめ
売れるホームページや集客できるサイトを構築したい場合、サイト公開後も継続的な改善をしながら、効果検証をすることは重要です。
サイトを公開するまでは注力している企業が多いですが、公開してからの運用にも注力をしている企業は少ないのが現状です。
今回ご紹介したweb解析ツールを活用しながら、サイト改善の実践をして頂ければと思います。