柿崎 裕二
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最近は独立したばかりの個人事業主やフリーランスの方からホームページ制作のご相談を頂きます。
個人事業主やフリーランスがこれからホームページを制作する場合、「制作前」と「制作した公開後」どちらも考える必要があり、それぞれ抱えているお悩みは実に様々です。
まず、ホームページ制作をするにあたって制作パターンは、大きく分けて3つのパターンがあると考えています。
そこで今回は、ホームページ制作における重要なポイントと事前に知っておきたい制作パターンについてお伝えしますので、是非参考にして頂ければと思います。
目次
ホームページ制作には大きく分けて3つのパターンがある
まず、はじめにホームページ制作をするには以下の3パターンがあると考えています。
①ホームページ制作会社やフリーランスに依頼して制作
②自分でホームページを作成する
③自分である程度作成、ホームページの一部のデザインや箇所を制作会社等に依頼
更に細かく分けることは出来ますが、今回は大きくこの3パターンに分けてお伝えします。
①ホームページ制作会社やフリーランスに依頼して制作
現在は、ホームページ制作を提供している会社や制作してくれるフリーランスが実に多くいます。
そのなかで、「自分、自社にとって最適な会社はどこなのか?」そもそも、その発注の判断基準がわからない方も多いかもしれません。
そこで、制作会社を選ぶうえで大事なことがあります。
それは小回りの利く、レスポンスが早い制作会社を探すことです。そして、大手の制作会社が必ずしもあなたの要望にあった良いホームページを作成してくれるとは限らないと考えてください。
この部分は、最低限発注を選ぶうえで頭に入れておくと良いと思います。
また、強いていえば発注者と受注者という関係性ではなく、ビジネスパートナーとして協力してくれる会社等を探すのがお勧めです。ホームページを軸にビジネスを拡大していきたいと考えている場合は、ただ単にホームページを制作するだけではなく、webマーケティングノウハウなどを持っているかも一つの発注基準として重要になってきます。
なぜ、小回りが効きレスポンスが早い制作会社を選ぶ必要があるかというと、いざというときに何かデザインの変更をして欲しかったり、文章の訂正や追加のページを作成したい。そのようなケースが、ホームページ公開後も必ずといってもいいほど出てくるからです。
※ホームページ開設後もご自身で定期的にホームページのテキストの変更やページの追加、写真の入れ替えなどをしたい場合、ブログ感覚で更新できるWordPress(ワードプレス)で構築することをお勧めしています。
詳しくは、「WordPressでホームページを運営するメリット・デメリット」や「アメブロをおすすめしない理由とWordPressのメリット」をご参考ください。
そのなかで、制作会社とは日頃から親密な信頼関係は勿論のこと、こちらの要求やニーズに素早く対応して貰うことが出来ないと公開後に苦労することになります。
ホームページは公開する前のプロセスも大事ですが、公開後の運用や更新のほうがより重要だからです。大手の制作会社だからと言って必ずしも良いわけではないという理由は、大手の会社が実際に作るのではなく、下請けの制作会社に依頼して現状は制作しているといったケースも多いのが現状の為です。
広告代理店なんかはまさにそうで、大概は広告代理店が制作するのではなく、下請けのweb制作会社やフリーランスが制作しています。
それが決して悪いことではないのですが、いざ何かあった際に、依頼者であるクライアントが広告代理店に連絡→広告代理店が下請けに連絡→下請け会社が着手。こういう流れの図式があるので、どうしても対応に時間がかかってしまいます。
また、web制作というのは基本的に制作料金だけではなく人件費がかかる為、制作料金に上乗せがある分金額が高額になります。また、上記のような図式だと広告代理店のチャージ料金が単純に上乗せされます。
②自分でホームページを作成する
個人事業主やフリーランスであれば、「出来るだけコストをかけずにホームページを制作したい」
こう考えている方は多いと思います。
ホームページ、webサイトから集客すると言うより、自身の名刺代わり用のブランディングに活用できるサイト。信頼性のためにクライアントや取引先用にとりあえずホームページを持ちたいという方もいらっしゃいます。
そういうニーズであれば、ホームページ制作会社に依頼するよりも、コストをかけることなくご自身でホームページを作成するという選択肢もあります。
GoogleやYahoo!の検索窓で、「無料でホームページを作成」「ホームページ無料」と検索すれば色々とサイトが出てくるはずです。
ある程度、労力がかかることは覚悟しなければいけないですが、上記でご紹介した「JIMDO」や「wix」を利用すればそれほどホームページを作成するのは難しくありません。また今は昔と比べればそれなりのデザインで作成することも可能です。
ただし、労力がかかるのは勿論のこと、制作会社に依頼した場合に比べて、ホームページの全体的なクオリティが低くなる恐れがあります。また、作成後もホームページにアクセスを集めたり集客が出来るかと言えば、それはまた別の知識やスキル、施策を要します。
詳しくは、「個人事業主・フリーランスのホームページ集客方法とweb戦略術」や「SEOに興味を持ったらこれだけは知っておこう」をご参考ください。
ホームページは公開するまでがゴールと思っている方が多いですが、公開してからが本当の勝負です。むしろ公開してからのほうがやるべき施策は色々とあります。
ホームページから問い合わせや収益を軸にして考えている場合は、自分でホームページを制作するということはおすすめ出来ません。また、ホームページには必ずドメインの取得とサーバーを契約する必要がありますが、手続きを自身でやらなくてはいかず、知識のない方にとっては余計に時間を要することにもなります。
③自分である程度作成、ホームページの一部のデザインや箇所を制作会社等に依頼
まずは自分である程度ホームページを作成して、ホームページのデザインの一部、ヘッダーやバナー部分のみ等を都度制作会社やデザイナー等、外注に依頼して制作する方法です。
この場合は、一部のデザインや箇所をプロに作成して納品して貰うことで、クオリティが低くなる懸念をある程度補うことが出来ます。また、修正する際も都度自分が納得したうえで依頼をすることが可能になります。
例えば、ホームページの看板部分であるトップページのヘッダー作成や、バナーのデザインだけ作成して貰えば、制作料金も比較的安価で済ませることが期待出来ます。自分で作成したい箇所と、プロに作成して欲しい箇所の線引きがご自身で出来る場合はお勧めの方法です。
ただし、ある程度ホームページ制作に関して詳しい方やプログラミング知識がある方など、スキルを持っていないと、発注者と制作者との間でコミュニケーションが上手く取れずに、中途半端な状態で納品される恐れがあります。
また、途中から制作した影響によってリニューアルするほうが初期から制作するよりも高額になってしまうケースもあります。単純に費用を抑えたいだけという理由で、この方法でホームページ制作するという方法はおすすめは出来ません。
まとめ
ホームページを制作して何を手にしたいのか?
作成にあたっての予算や、作成後のプランは?
あなたのニーズや、希望により当然ながら作成方法が変わってきます。
是非、ご自身にあった最適な方法でホームページを制作するようにして頂ければと思います。