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webサイト改善で大事なPDCAサイクルとは

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webサイト改善で大事なPDCAサイクルとは
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柿崎 裕二

株式会社イノブレ代表取締役
日本航空大学校卒業。大手航空会社勤務から、2013年に起業。独立系コンサルタントに転身後、上場企業のSEOコンサルティングをはじめ、様々な業種のwebサイトの支援を経験。 成功事例は、6か月でクライアントの月商10.8倍アップ、全く問い合わせがなかった製造会社のwebサイトをリニューアルして1000万円の受注獲得、化粧品通販サイトの売上を1年で年商1.4倍アップ等。 webサイトのSEO対策やCV率アップ、業績が上がる仕組みづくり構築の支援を行っている。自社でもwebメディアを複数運営。

webサイト(ホームページ)で手に入れたい成果を達成するために大事なことは、サイト公開後の運用に注力し、いかに継続的にブラッシュアップしていくかがポイントということをお伝えしました。

関連記事:「webサイト運営後の重要性とサイト運営の具体的な更新方法

そのなかでwebサイトを継続的に改善していくことは必須になってきますが、ただ改善をしているだけでは思うような成果が得られないばかりか、何のために日々改善を行っているのかわからなくなってしまいます。

そこで大事なことは、webサイトを改善していきながらも同時に「PDCAサイクル」を上手く回していくことです。PDCAサイクルはwebサイトの目標や成果を達成するために重要なフレームワークとなります。

今回は、このwebサイト改善で大事なPDCAサイクルについてお伝えしていきます。

目次

PDCAサイクルとは

PDCAとは「plan」「Do」「check」「Action」の4つのプロセスを1サイクルとしてまとめたプロセスのことです。

plan:目標やゴールを設定、仮説を立てて施策をプランニングする

Do:上記でたてたplanをもとに施策を実行する

check:実際に実行した施策がplanで設定した目標やゴールを達成できているか検証する

Action:checkの行程にて実際に出た課題や問題点をもとに解決策を考えて対処を行う

上記の4つのプロセスの流れを上手く回しながら、最終的に目標やゴールを達成していくという流れになります。

実際に現場では思うようにPDCAが機能していないケースは多い

しかし、実際の現場ではPDCAという言葉は知りつつも、上手く機能していないケースは少なくありません。

その理由として現場間でのコミュニケーションの不一致や目標やゴールが明確に設定されていなかったり、プロジェクトでwebサイトを改善する場合、社内だけではなく多くの外部パートナーなどが関わっている場合もあり、上手く意思疎通が取れていないといった問題が挙げられます。

また、一度webサイトの改善が進むと、途中でその成果がはたして成果に結びついているのか明確にわからないまま曖昧に施策が進んでしまっているということもあります。

このようなことを避けるためにも、出来るだけ初期段階のplanにおいて、具体的で明確なゴールや目標を設定しておくことがポイントといえます。

PDCAサイクルを円滑に進めるために重要な「KGl」と「KPl」

重要な「KGl」と「KPl」

「KGl」と「KPl」という言葉をご存知でしょうか。

PDCAサイクルを上手く回して、webサイトを改善して手に入れたい成果や目標を達成するためには「KGl」と「KPl」を予め設定しておくことが何よりも重要です。

この2つの指標はwebサイト改善やプロジェクトにおいて、必ず出てくるといってもいいほど大事なキーワードとなっております。

KGI(Key Goal Indicator)とは

KGIとは、Key Goal Indicator(キー ゴール インジケーター)の略で、最終的な目標やゴールとなるものを設定するときに使う指標となります。

このKGlは出来るだけ具体的かつ数字を盛り込み設定することがポイントです。

例:1年後に、運営している求人サイトから資料請求の申し込みが3000人登録しているようにする

KPl(key performance indicator)とは

KPIとはkey performance indicator(キーパフォーマンスインディケーター) の略で、目標の達成度を評価するための主要業績評価指標となります。

先ほど立てたKGlという指標は最終的なゴールや目標を達成するうえでの指標でしたが、KPlはKGl達成までの各プロセスや施策の達成度を計測するときに設定します。

いわば、ゴールを達成するまでに行うプロセスごとの目標です。

KGlの例:1年後に、運営している求人サイトから資料請求の申し込みが3000人登録しているようにする

上記がゴールだとすると、それを達成するためのKPlは以下のようなことが考えられます。

・運営している求人サイトを月間15万PV以上、ユニークアクセス数を3万以上にする

・年間の資料請求の申し込みが3000人を超えるように、月間で最低でも250名が資料請求をダウンロードするようにする

・月間15万PVを達成するために、コンテンツSEOを実施し検索エンジンからの流入を1.5倍増やす

上記のように、最終的な目標を達成するために必要なプロセスごとの具体的なゴールを設定していくことがポイントです。

webサイト改善のPDCAにおいて便利なツール

webサイト改善のPDCAにおいて便利なツール

webサイト改善においてPDCAを上手く回していくにはKGlとKPlが重要ということをお伝えしましたが、具体的な数字を洗い出すのは決して容易ではありません。

そこで、webサイト改善に便利なツールを活用することがおすすめです。

webサイトの改善を行ううえで、PDCAサイクルを回すために必要なツールをご紹介します。

Googleアナリティクス

Googleアナリティクス

https://analytics.google.com/analytics/web/?hl=ja

GoogleアナリティクスはGoogleが提供している無料で活用できるアクセス解析ログです。

具体的には運営しているwebサイトにGoogleアナリティクスのソースを挿入するだけで、アクセス数の把握やコンバージョン率の把握などを容易に行うことが出来ます。

web改善において必須のツールでもあり、もはやアクセス解析の定番ツールといえるものです。

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソール

https://www.google.com/webmasters/tools/home?hl=ja

Googleサーチコンソールは、Googleが提供しているツールです。

運営しているwebサイトがどうGoogleの検索エンジンに評価されているのかの確認や、スパム判定や検索エンジンに正常に反映されているかなどの把握ができます。

Googleアナリティクス同様に、サーチコンソールのコードをwebサイトに挿入することによって利用できるようになります。

また、検索エンジンからの集客やSEO対策に役立つ検索クエリ機能などもあるので、こちらも必須のツールといえるでしょう。

Googleスプレッドシート

Googleスプレッドシート

https://www.google.com/intl/ja_jp/sheets/about/

社内だけでwebサイト改善のPDCAサイクルを回しているのではなく、外部のパートナーやコンサルタント、制作会社など複数のメンバーが関わっている場合は、タイムリーな情報共有やコミュニケーションが欠かせません。

それらの問題を解決するためにも、Googleスプレッドシートを活用してオンライン上で何の施策を行っているのかが明確にわかるようにすることは大切です。

Googleスプレッドシートを活用すれば、外部のメンバーであってもオンライン上で編集や更新ができるのも便利です。

また、複数のメンバーでメールなどを活用してコミュニケーションをとっている場合は、チヤット機能などを活用してプロジェクトごとのグループを作成して進めていくことも便利です。

「チヤットワーク」や、「slack」、「Backlog」などの情報共有ツールを活用すればより円滑かつスピーディーに施策を進めることが期待できます。

関連記事:「知っておくと便利!ビジネスが加速する情報共有ツール8選

まとめ:PDCAサイクルを上手く回していけるかが成果への鍵

今回は、webサイト改善で大事なPDCAサイクルについてお伝えしていきました。

実際に、これまでwebサイトを改善しながらも思うような成果が得られていなく困っていたという方は、ぜひ今回お伝えしたPDCAサイクルを理解したうえで、KGlとKPIを設定してみてください。

実際に施策を実行してみて、手に入れたい成果やゴールが難しいと感じた場合は軌道修正していけば良いだけです。

ポイントをおさえて実践を繰り返していけば、手に入れたい成果やゴールが達成できる確率がこれまでよりも飛躍的に高まります。

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