柿崎 裕二
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webサイトから集客やビジネスを拡大していきたいと考えた場合、GoogleやYahoo!からの検索エンジン経由からのアクセスを獲得することはいわば生命線ともいうべき施策です。
しかし、SEOという言葉は知りつつも間違った知識や施策を行い、一向に成果が出なくて困っているという企業やサイト運営者も少なくはありません。
今回は、SEOがよくわからないという初心者であっても、SEOを知るうえで知っておきたい最低限の知識を中心にお伝えしていきます。
目次
SEOとは
SEOとは検索エンジン最適化という意味ですが、簡単にいえばGoogleで検索キーワードで検索結果を調べた際に、webサイトが上位表示されるように施策を行う技術のことです。SEOの略はSearch Engine Optimizationといいます。
例えば、あなたがトレーニングジムを東京の港区で運営していてwebサイトから集客を行いたい場合、Googleでユーザーが「東京港区トレーニングジム」などで検索した際に、あなたのwebサイトが一番目に上位表示されれば、ユーザーからのアクセスを獲得することが期待でき、問い合わせや集客に繋がります。
ちなみにこのGoogleやYahoo!からアクセスを獲得することを、「自然検索流入」といいます。
まずは上位表示されているwebサイトを調べよう
実際にSEOに関してピンと来ない方は、実際にGoogleであなたが上位表示したいキーワードなどを検索してみて、1ページ目に表示されているwebサイトをリサーチしてみましょう。
1ページ目に表示されているwebサイトの枠は1位から10位までありますが、上位表示されているwebサイトというのは、ユーザーが検索するときに使うキーワードでタイトルが上手く設定されていたり、実際にユーザーのニーズや欲求を満たす内容のコンテンツなどが盛り込まれているはずです。
実は、SEOにおいて最も重要なことは「ユーザーが求めているもの」「検索しているユーザーの悩みの解決や欲求を満たすもの」が上位表示されていたりします。
これはなぜなのでしょうか。
Googleは常にユーザーが求めている情報や価値のあるコンテンツを上位表示したい
答えはこれです。
Googleの検索エンジンの意図として、ユーザーがキーワードで検索した時に、上位表示されたwebサイトが自分の欲求や悩み、知りたいことを満たすコンテンツが掲載されていれば、おのずとユーザーを満足させることができます。
Googleはこれを狙って、常にSEOの最適化を、日々検索エンジンのシステムを改良して実現させようとしています。
なぜなら、Googleの検索エンジンを利用するユーザーが増えれば増えるほど、Googleにとってもメリットが増え、収益に繋がるからです。
サイト運営者はこのGoogleの意図を予め知っておくことがSEOにおいては重要です。
検索エンジンにwebサイトの情報を上手く知らせることはSEOで重要
サイト運営者は、SEOで自社の運営するwebサイトをキーワードで上位表示させるためには、ユーザーが求めるニーズや欲求、悩みや知りたいこと、満足させるだけのコンテンツや情報をwebサイトに掲載したり、日々更新することがSEO成功への近道です。
また、そのうえで検索エンジンに上手くwebサイトの情報を知らせるということも重要です。
検索エンジンにwebサイトの情報を認知してもらい、検索結果に反映してもらうことを「クロール」と「インデックス」といいます。
クロールはGoogleの検索ロボットに認知されること、インデックスはGoogleの検索結果に反映されることをイメージするとわかりやすいです。
より早く検索エンジンにクロール、インデックスさせるにはGoogleサーチコンソールを活用する
https://www.google.com/webmasters/tools/home?hl=ja
Googleサーチコンソールというツールにてwebサイトを登録し、サイトマップを送信することでいち早く、検索エンジンにクロール、インデックスされやすくなることが期待できます。
webサイトを開設したら、すぐにはGoogleの検索エンジンにはwebサイトが認知されず、検索からの流入を獲得することが難しい状態です。この期間を短縮するためにも、Googleサーチコンソールを活用して一日でも早く検索エンジンへ認知してもらうことが大切です。
Googleサーチコンソールの管理画面にアクセスしてホーム画面を開くと、左のメニュー欄に「サイトマップ」という項目が出てくるのでクリックすると、サイトマップを送信できる画面が表示されます。
ここで、サイトマップ形式(/sitemap.xml)で送信することで、webサイトのページ情報や画像情報などをGoogleに伝えることができます。
もしわからない場合は、制作したweb業者などに聞いてみましょう。
SEOの最適化に関する施策はGoogleでも公開している
SEO対策と聞くと、じゃ具体的になにをやれば良いのか見当もつかないという方もいらっしゃいますが、実はGoogleでもwebサイト運営者向けにSEOにおける施策のヒントを情報として公開しています。
それが「検索エンジン最適化スターターガイド – Google」と「Googleウェブマスター向け公式ブログ」です。
PDF形式になっており、検索エンジン最適化に関する施策の例やヒント、現在重要となっているスマホ対応(モバイルサイト)のSEO最適化などにも言及しており、サイト運営者であれば一度は目を通しておくべきガイド。
Googleウェブマスター向け公式ブログでは、Googleフレンドリーなサイト制作・運営をするためのヒントや最新情報を定期的に公開している。
サイト運営者やweb制作者であれば定期的にチェックをしておくことは必須。
上記2つは必ずSEOを知るうえで外せないポイントが情報として掲載されているため、定期的に閲覧することを推奨します。
Googleのルールに沿った健全なwebサイトを運営する
GoogleではGoogleウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)というのも定めており、このルールに沿ったwebサイトの構築や運営をすることがSEOでwebサイトを上位表示させるためには必須でもあります。
特に気を付けたいのが、SEO業者によるツールなどを利用したリンク増加の施策や、その他不正な施策を行ってしまうことです。
こういった施策を行うことにより、Googleから運営しているwebサイトがペナルティ判定を受けるリスクが高まり、上位表示どころか検索結果にも反映されなくなってしまうという恐れもあります。
短期間でSEOを成功させるという業者などの謳い文句には信用してはいけません。何よりもGoogleではこのような方法を推奨しておらず、禁止としているからです。
具体的なガイドライン
次のような手法を使用しないようにします。
・コンテンツの自動生成
・リンク プログラムへの参加
・オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
・クローキング
・不正なリダイレクト
・隠しテキストや隠しリンク
・誘導ページ
・コンテンツの無断複製
・十分な付加価値のないアフィリエイト サイト
・ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
・フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
・リッチ スニペット マークアップの悪用
・Google への自動化されたクエリの送信
次のような望ましい行動を習慣付けます。
運営しているwebサイトが、上記に該当していないかチェックしてみましょう。
もし意味がわからなければ、webサイト制作を依頼した業者に確認をすれば答えてくれるはずです。
実際にSEOを、運営しているwebサイトで実施してみる
上記でご紹介したSEOの主要な情報を十分に理解した後は、実際にあなたの運営しているwebサイトにおいてSEO施策を行ってみましょう。
結局のところ、情報を知っていても実践をしなければ成果を手に入れることは出来ないからです。
実践をすることによってわかることや、改善点や成果など色々な気づきを得ることができます。
SEOに関しての具体的な施策は、下記の記事でもお伝えしておりますので目を通してみてください。
「これでわかる!内的SEO(内部対策)と外的SEO(外部対策)」
まとめ
今回は初心者向けに、SEOを知るうえで最低限知っておくべきポイントや役に立つサイトをご紹介いたしました。
もし、ご不明な点等などがあればお気軽に私にでもご相談頂ければ幸いです。
また、実際に実践をすることによって理解できることも多々あります。是非、頭だけで理解するのではなく、運営しているwebサイトで施策ができないかと検討するようにしましょう。