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【比較】Web担当者を採用するのとWebコンサル会社を活用する場合のメリット・デメリット

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【比較】Web担当者を採用するのとWebコンサル会社を活用する場合のメリット・デメリット
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柿崎 裕二

株式会社イノブレ代表取締役
日本航空大学校卒業。大手航空会社勤務から、2013年に起業。独立系コンサルタントに転身後、上場企業のSEOコンサルティングをはじめ、様々な業種のwebサイトの支援を経験。 成功事例は、6か月でクライアントの月商10.8倍アップ、全く問い合わせがなかった製造会社のwebサイトをリニューアルして1000万円の受注獲得、化粧品通販サイトの売上を1年で年商1.4倍アップ等。 webサイトのSEO対策やCV率アップ、業績が上がる仕組みづくり構築の支援を行っている。自社でもwebメディアを複数運営。

オウンドメディアを含む自社コンテンツへの流入を増やすためには、Webマーケティングに精通した人材が必要です。しかし、自社でWeb担当者を採用するべきなのか、それともWebコンサル会社に依頼するべきなのか、どちらを選択するか迷われている方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、Web担当者とWebコンサル会社のどちらを選ぶかについて解説します。それぞれのメリット・デメリットをまとめているので、今後のWebマーケティングに活かしてみましょう。

Web担当者を採用するメリット

Web担当者を採用するメリット

まずは、自社でWeb担当者を採用するメリットを紹介します。他社や外部に依頼せず、自社で採用・育成するという形になりますが、どのようなメリットがあるのでしょうか。

自社独自の環境で育てられます

Web担当者を採用する場合、自社独自の環境で人材を育てられます。Webマーケティングの部分だけでなく、自社の社風や、働き方、会社のビジョンを持ちながら育成できます。ほかの従業員との考え方にギャップが生まれにくく、目的通りの成果を出しやすい点がメリットです。

ノウハウやナレッジが貯まる

自社でWeb担当者を採用・育成することで、ノウハウやナレッジを貯められます。外部に依頼すると、どうしても自社従業員がWeb施策に関わる機会が少なくなり、経験値が貯まっていきません。会社全体でWeb施策のノウハウやナレッジを積んでいきたい場合は、自社で人材を採用し、育てていくようにしましょう。

Web担当者を採用するデメリット

Web担当者を採用するデメリット

次に、Web担当者を自社で採用することによるデメリットを紹介します。メリットだけでなく、デメリットにも注目してみましょう。

一から育成する必要がある

Web担当者を自社で採用すると、一から育成しなければなりません。新卒で採用する場合には、会社に貢献できるまでに数年単位での時間を要することが考えられます。また、自社でノウハウやナレッジがないと、育成もうまく進まない可能性があります。

人材コストがかかる

時間的なコストだけでなく、金銭部分でのコストを避けられない点も自社採用のデメリットです。採用活動にお金がかかってしまうほか、育成段階でも賃金が発生します。とくに、中途採用でマーケティングに精通した人材を確保する場合、少なくとも年収500〜600万円を見積もる必要があります。

早期離職の危険性がある

自社でWeb人材を育成する場合、成果を発揮するまでに退職してしまう危険性があります。育成段階で人材が会社を離れてしまうことで、大きな損害につながります。長く会社で活躍してもらうためにも、労働環境や賃金、業務内容などを工夫しなければなりません。

Webコンサル会社を活用するメリット

Webコンサル会社を活用するメリット

自社で人材を採用・育成するのではなく、Webコンサル会社に依頼する方法もあります。Webコンサル会社を活用することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

人材を育成する必要がない

Webコンサル会社を活用するメリットは、自社で人材を育成する必要がないことです。すでに解説したとおり、自社でWeb担当者を採用・育成すると、時間的なコストや金銭的なコストが負担となります。育成方針によっては、成果を出せないこともありますが、専門のWebコンサル会社に依頼すれば、期待したとおりの成果を得られる可能性を高められます。

複数のコンサル会社から選べる

複数のWebコンサル会社に問い合わせ、自社の目的に沿ったマーケティング施策を行えるのもメリットです。担当者からじっくりとコンサルティングサービスの話を聞いたうえで、それぞれの会社を比較できます。ヒアリングの段階から丁寧に対応してくれるWebコンサルティング会社も多く、自社の課題や問題点を改善しながら取り組めます。

コストを安く済ませられる

Webコンサルティング会社はコストが高いというイメージがありますが、総合的に見ると、自社で人材を採用・育成するより安く済みます。まず、自社で人材を採用する場合、採用活動にかかるコストや、人材を雇用する賃金が人数分必要です。

一方で、Webコンサルティング会社に依頼する場合、サービス内容にもよりますが、月20万円(年間240万円)ぐらいから依頼が可能です。また、賃金のように変動制ではなく、費用は固定されているため、契約期間中に新たに追加料金が発生することもありません。

Webコンサル会社を活用するデメリット

Webコンサル会社を活用するデメリット

Webコンサル会社に依頼する際には、デメリットにも注意しましょう。自社で人材を採用する場合と比較しながら、デメリットに触れていきます。

得意不得意がある

Webコンサル会社と一言でいっても、得意なことと不得意なことがあります。たとえば、Web制作に強みを持っている一方で、SEOやインターネット広告などを苦手としている会社も少なくありません。また、業界ごとにも得意・不得意があることから、Webコンサル会社に依頼する際には、納得するまで何回も相談をしてみるようにしましょう。

自社でノウハウが蓄積しにくい

自社でWeb人材を採用・育成する場合と異なり、ノウハウが蓄積しにくいこともデメリットです。基本的に、Webコンサル会社が主導して施策を進めていくため、自社側での経験が積めない可能性があります。自社でノウハウやナレッジを積み上げていきたいという場合には、少人数のWebマーケティングチームを構成することも検討しましょう。

ただし、webコンサルティング会社によっては内製化を支援している会社もあり、上記のデメリットは解決できます。

セキュリティ面での注意が必要

会社外部に依頼する以上、セキュリティ面に十分気をつけなければなりません。社内の機密情報がWebコンサルティング会社に漏れてしまったり、システムトラブルで予期せぬ事態が発生したりする恐れがあります。重要な情報にはアクセスできないようにし、安全な状態で施策を行うようにしましょう。

迷っている方はWebコンサルティング会社への依頼がおすすめ

迷っている方はWebコンサルティング会社への依頼がおすすめ

どちらにするか迷われている方は、Webコンサルティング会社への依頼をおすすめします。初めてWebマーケティング施策を行う企業向けにもサービスを提供しており、安心して利用することができます。

自社でWeb担当者を採用・育成すると、「期待通りの成果を得られるか」、「コストが想定以上にかかってしまった」などの不安を抱えたまま進めていかなければなりません。一方で、Webコンサルティング会社に依頼すると、相手方と懸念点を相談しながら、成果を出すことができます。

まとめ

自社採用・育成と、Webコンサルティング会社への依頼は、それぞれメリットとデメリットがあります。目的や課題となっている部分を明確にしたうえで、どちらを選ぶか検討してみてください。

初めてWeb周りの強化を進めていくという場合には、Webコンサルティング会社への相談をおすすめします。一から丁寧にヒアリングを実施し、自社の課題解決や目的達成に向けてサポートしてくれます。イノブレでも、SEO対策をはじめとしたwebコンサルティングやWeb制作、リスティング広告のコンサルティングを行っていますので、この機会にぜひお問い合わせください。

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