柿崎 裕二
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ホームページから集客を成功させて問い合わせやコンバージョンを増やしたり、売上を上げたいと考えている中小企業・個人事業主の方は年々増えてきております。
しかし、思うように集客や売上不振に悩んでいるケースが多いのが現状です。
そこで今回は売れるホームページにするために知っておかなければならないことと、売れるホームページに必要な土台作りについてお伝えします。
目次
1.売れるホームページと売れないホームページの違いとは
そもそも売れるホームページと売れないホームページの違いはなんでしょうか?
現在は、無料でホームページ自体は作成することが出来る時代です。
ひと昔前に比べれば、ホームページを作成するコストも随分と安くなりました。それなりのデザインのテンプレートも増えております。
しかし、その反面でインターネットの世界には無数のホームページが毎日のように増え続けています。
現在は「ビジネスとして機能しているホームページ」と「ビジネスとして機能していないホームページ」の2極化になっております。
あなたの運営しているホームページはビジネスとして機能していますか?
ホームページを作成しただけでは、意味がありません。(名刺代わりにホームページを持つだけであれば意味があるかもしれませんが。)
いくらあなたが自信を持って自社のこだわりやサービスの強みをサイトに載せても、ホームページを見たユーザーが問い合わせをしたり、購入をしなければ売り手と買い手の間に「ミスマッチ」が生まれている可能性が高いといえます。
顧客に選ばれなければ、リアルの店舗と同様にネットの世界でも淘汰・潰れていくのが自然の摂理です。
まずはこの現実を十分に把握しておくべきです。
未だに、ホームページを作成すれば人が自動的に集まり、集客やモノが売れる。
そう信じている経営者・起業家の方は少なからずいらっしゃいます。
しかし、実際はホームページを作成しただけではいつまでたっても、集客できないしモノが売れないのが現実です。
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1-1.売れるホームページにするには、我流を捨てること
とはいえ、まだまだどの業種であっても売れるホームページになる可能性は秘めております。
今後、ホームページはネット上で増え続けていくことは間違いありませんが、そのなかでも正しい努力をすれば必ず売れるホームページに近づいていきます。
ただし、そのためには「正しい努力を継続して行う」ということです。
多くの場合、間違った成果が出ない努力をしているパターンが非常に多いです。
残念ながら間違った努力の延長線上には、あなたが描いている売上や成果というものはありません。
ネットの世界というのは、どの業種であってもホームページが世に普及するまえからマーケテイングや売れるためにどうすれば良いのか実践、検証してきた百戦錬磨の売れるホームページが多数存在します。
コンサルタントなどのプロがパートナーとして会社の内部にいる場合も多いです。
その熾烈な競争のなかで、ライバルのホームページではなく、あなたの運営しているホームページが顧客から選ばれる必要があります。
今まで結果が出なかった施策を続けていても、成果に繋がることは極めて難しく、時間もかかります。
成果を出すには、我流を捨てる必要があります。
1-2.売れるホームページにするには土台作りが必須
売れるホームページにするには、「我流を捨てて正しい努力をすること。」
では一体、何からはじめていけば良いのかという疑問を持たれる方もいらっしゃるかと思います。
そこで、まずやってほしいのが正しい努力で成果を出すための土台作りです。
既に土台が構築出来ているホームページもありますが、現状で土台が出来ていないのであれば、まずは土台作りからはじめていく必要があるからです。
そのなかで、土台作りに必須の下記の2つのツールが導入されているかチエックしてみてください。
これからホームページを製作する方も以下のツールは売上をあげるために必要です。
あなたが現在運営している、ホームページにアクセス解析ツールが入っているかどうかをチエックしてください。もしアクセス解析が入っているかどうか不明な場合は、ホームページを作成した業者に確認しましょう。
売れるホームページ構築の土台作りのために、一つ目に必要なのが「Googleアナリティクス」というアクセス解析がホームページに入っているか確認しましょう。
https://analytics.google.com/analytics/web/?hl=ja#/report-home/a37531428w65927729p89152613
Googleアナリティクスは、主にホームページの月間のアクセス数やどこの地域からアクセスがあるのか、どのページが一番アクセスがあるのかなど、事細かくサイトの現状を把握することができます。
売れるホームページにするには、サイト運営者の主観やこだわりで改善していくのではなく、事実や数字から洗い出して施策を立てて改善していくことが大切です。
また、既にGoogleアナリティクスがホームページに導入されている場合でも、全く活用できていないのであれば導入されていないのと変わりません。
今後、改善していくうえで必ず事実や数字から洗い出すようにしましょう。
※Googleアナリティクスはアカウント取得も活用も無料です。
https://www.google.co.jp/intl/ja/webmasters/#?modal_active=none
売れるホームページの土台作りに必要な2つ目が「Googlesearchコンソール」です。(旧Googleウェブマスターツール)
Googleアナリティクスはアクセス解析などを活用する際に便利ですが、Googlesearchコンソールは主にサイトの健康状態を把握するのに非常に役に立ちます。
Googleにホームページが問題なくインデックスやクロールされているか、スパム判定や重大なエラーを受けていないかを把握することが可能です。
ホームページからアクセスを集めて集客をしたい場合、あなたが狙っているキーワードで上位表示ができるかどうかが鍵になります。上位表示をする対策のことをSEOといいます。
今は検索からアクセスアップを狙うほかにもソーシャルメディアを活用した集客方法もありますが、やはりまずは検索からの流入を増やしていくことが大事といえます。
SEO対策を成功させるには、Googleに評価されるホームページ作りも意識していかなければいけません。
また、意図的な順位を上げようとする行為などはGoogleでのルールを反するものなので、そういった不正な判定がないかなどもサイト運営者であれば日頃からチエックする必要があります。
Googlesearchコンソールは、ホームページの健康状態を把握するために必ず導入しておくツールの一つといえます。
※Googlesearchコンソールはアカウント取得も活用も無料です。
2.まとめ
今回は、ホームページを運営していれば必ず知っておくべきことと、売れるホームページに必要な土台作りの必要性と必ず導入しなければいけないツールについてお伝えしました。
誤解をしてほしくないのですが、今回お伝えした「Googleアナリティクス」と「Googlesearchコンソール」の導入は本来ならホームページを開設したと同時に導入しておかなければいけないツールです。
そして、繰り返し言いますが、導入していても活用がされていなければ全く意味がありません。
もし、これまでに事実や数字から洗い出すことなく、なんとなく主観でホームページを改善したりリニューアルをしていたのであれば今後は辞めましょう。時間の無駄になってしまいます。
運が良ければうまくいくケースもあるかもしれませんが、その確立はかなり低いです。大抵は成果が出ずに失敗するからです。
我流を捨てて、正しい努力を日々行うことが売れるホームページへの最短距離です。