柿崎 裕二
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売れるホームページにしたいからといって、やみくもに綺麗で恰好良いページを作ればアクセスが集まり売上が上がる!
そう思って改善を繰り返しても、現実は全く反応がなく、売れないホームページは世の中にいっぱい存在します。
なぜ、そういうことが起こるのか?
今回はそうならないためにも、売れるホームページを作るうえで最低限必要な2つのツールについてお伝えします。
目次
社長・経営者は主観や感覚でビジネスをやってしまうケースが多い
これは事実としてあるのですが、売り手である社長・経営者というのは良い意味でも悪い意味でも自分の商品やサービスにただらなぬ愛情も持っています。
決してそれ自体が悪いわけではありません。今後も大いにこだわりや商品やサービスへの愛情は持つべきです。
しかし、その欲というかこだわりが強すぎてしまうと、ホームページに反映されてしまい、ユーザーにとってよく価値がわからないホームページになってしまうのです。
経験上、こういったホームページは売れないホームページです。
また、どうしても社長や経営者というのは感覚でビジネスをやってしまいがちですので、ホームページをリニューアルする場合にも、こうすれば売れると思って安易に変更しがちです。
ですが、主観や感覚で施策や改善を行うのはご法度であり、売れるホームページからどんどん遠ざかっていきます。
また、ホームページを改善するにあたって今は非常に便利な「売れるヒント」が手に入るツールが揃っており、それを使わずにして施策を行うことはリスクが高く、成果が出るまでの時間短縮のチャンスを自ら逃しているともいえます。
ホームページを改善する場合は必ず現状分析をすること
あなたはホームページの現状分析は普段からしていますか?
・一日のアクセス数
・どのページが一番アクセスがあるのか?
・どの地域からアクセスが多いのか?
・逆にアクセス数が少ないページはどこか?
・月間の訪問数やページビュー数(PV)はどれぐらいあるのか?
などなど
もし、上記の質問がチンプンカンプンでよくわからないようでしたら、ホームページの運営者としては失格であり、売れるホームページを手に入れたいと言う以前に勉強する必要があります。
必ずホームページに導入しておきたツール2選
もし、まだ導入していないようであれば必ずホームページに最低限導入されているのか確認してみてください。
まず、一つ目に導入しておきたいのがGoogleアナリティクスです。現状のアクセス数や訪問数を確認するにはGoogleアナリティクスを使用します。
https://www.google.com/intl/ja_jp/analytics/
ホームページに最低限入れておきたいアクセス解析ツールの一つです。
もし、更新や管理をお願いしている担当者がいればGoogleアナリティクスが入っているのか確認してみましょう。まだホームページに入っていないようであればすぐに導入するようにしてください。
Googleが提供しており、無料で利用できます。
https://www.google.com/webmasters/tools/home?hl=ja&authuser=4
2つ目にホームページに導入しておきたいのがGoogleSearch Console(サーチコンソール)です。
Googleアナリティクスは、ホームページのアクセス解析や現状分析を把握できますが、GoogleSearch Consoleはホームページの現状の状態や、Googleにコンテンツが認識さているのかの有無、Google検索からのクリック数を把握できるなど、ホームページが健全に運営できているのか確認できます。
また、アクセスアップやSEO対策のヒントを手に入れることができます。
こちらもGoogleが提供しており、無料で活用できるので導入されているのか確認してみましょう。
既にGoogleアナリティクスとGoogleSearch Consoleが導入されている場合
その場合は、ホームページを管理している担当者がいるのであれば、はじめは一か月に一回でも良いので現状のアクセス数などのデータをレポートなどで貰うことはできないか?
もしくは、Googleアナリティクスでのアクセス数をどうやって見ればよいのか教えてもらってください。
どちらにしろ、ホームページを主軸にビジネスを行っている、ホームページから売上を伸ばしたいと考えている場合は、中小企業・個人事業主であれば社長自身もある程度、現状分析ができるようになっておいたほうがよいといえます。
ただし、いきなりすべてを使いこなす必要もなければ、猛勉強してこれから覚える必要はありません。
ある程度、現状も知らずに今後もホームページを改善していくのは非常にリスクが高く、時間の無駄が発生するということだけは覚えておいてください。
それぐらい現状分析は大前提として必要なことなのです。
売れているホームページは全て現状分析をもとに改善している
事実として、世の中で利益を上げているホームページは全て現状分析をもとに日々地道な施策を行い、改善、成果を出しております。
決して感覚的なものや売り手側の主観やこだわりだけを反映して改善などはしていません。
逆に何も知らずにして戦うというのは、ネットの世界ではライバルは強力な武器をもっているにもかかわらず、自分は武器を持たずに裸で勝負するのと変わりません。
おそらく現状分析というのは何もホームページだけではなく、ビジネスでもあらゆる場面で必要な作業だと思います。
主観と感覚は、ユーザーにの求めているものにマッチすれば短期的な成功はありえますが、長続きはしません。
また、博打的で成果が出る確率は運次第なところもあります。
そうではなく、確実に成果を出していくために正しい努力と実践を繰り返し、これからは現状分析をもとに改善のヒントを手に入れ、売れるホームページ構築を目指していくようにしましょう。