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サイト運営者は必読!SEO対策でありがちな勘違い7選

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サイト運営者は必読!SEO対策でありがちな勘違い7選
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柿崎 裕二

株式会社イノブレ代表取締役
日本航空大学校卒業。大手航空会社勤務から、2013年に起業。独立系コンサルタントに転身後、上場企業のSEOコンサルティングをはじめ、様々な業種のwebサイトの支援を経験。 成功事例は、6か月でクライアントの月商10.8倍アップ、全く問い合わせがなかった製造会社のwebサイトをリニューアルして1000万円の受注獲得、化粧品通販サイトの売上を1年で年商1.4倍アップ等。 webサイトのSEO対策やCV率アップ、業績が上がる仕組みづくり構築の支援を行っている。自社でもwebメディアを複数運営。

ホームページを運営している企業や運営者にとって「できるだけ多くユーザーにサイトを閲覧されたい」と思うのは自然なことです。

企業としてホームページを運営している場合は、集客は非常に重要です。お問い合わせや受注にも影響してくるので結果的に売上にも影響を及ぼすことになります。

この集客に欠かせないインターネット上の施策がSEO対策です。

GoogleやYahoo!といった検索エンジン経由からアクセスを集めるには、ユーザーが検索したキーワードでホームページが上位表示されれば、アクセスが集まりやすくなります。

しかし、このSEOですが実は未だにブラックボックスでもあります。

Googleは200以上の基準からサイトを判断して検索順位を決めているといわれており、実際にこれを確実にやれば上位表示出来るといった方法はGoogle以外には誰にもわからないからです。

公開しているホームページがGoogleにインデックス・クロールされやすくなり、運営しているサイトが不具合なく検索エンジンに表示されるヒントというのは「Googleウェブマスター向け公式ブログ」や「検索エンジンスターターガイドライン」では既に公開されております。

しかし、これはあくまでも技術的な施策の方法やヒントであり、全て施策をやったからといってGoogleに評価され上位表示されるわけではありません。

また、よくこれをやれば絶対に検索順位が上がるといっているSEO業者などがありますが、こういった営業にはポジショントークが含まれているため注意が必要です。

残念ながらそのような方法2018年現在でないと考えるべきです。逆に小手先のテクニックなどを駆使した結果、Googleからペナルティ対策をうけ、逆に検索順位が下がってしまう恐れもあります。

今回は、SEO対策でよくありがちな勘違いを7選にわけてまとめました。

これからホームページを制作して集客を考えている、既にホームページを運営していてSEO対策を行っているがなかなかアクセスが増えなくて困っているという場合は是非最後まで目を通して頂けると幸いです。

目次

SEO対策とは

SEOとは検索エンジン最適化の技術のことで、GoogleやYahoo!であなたの運営しているホームページを上位表示させるための施策のことです。

現在はYahoo!もGoogleの検索エンジンシステムを採用しているため、基本的にはGoogleを基準に施策を行うことで問題はありません。

日本国内では特に、検索エンジンがユーザーに多く利用されるようになった結果、ユーザーはGoogleやYahoo!の検索エンジンを通じて、調べたいことや解決したいこと、悩みなどを検索しています。キーワードで入力した際に検索結果としてホームページが表示されます。

例えばダイエットと検索したときに、検索1位であなたの運営しているダイエット関連のサイトが表示されれば多くのアクセスを獲得できるようになるため、インターネット上でダイエットに興味のあるユーザーを集めることができるのです。

そのため、多くのサイト運営者は狙っているキーワードでどうやれば上位表示できるか日々SEO対策で行っております。

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一昔前のSEOに関する書籍やインターネット上の情報には注意

あなたも一度はSEO対策に関して書籍を購入したり、インターネット上でSEO対策の情報を調べたりした経験はあるのではないでしょうか。

セミナーなどに参加した経験のある方もいらっしゃるかもしれません。

そういった学ぶ姿勢は良いことですが、Googleの検索エンジンは常に改良をしているため、1年前のSEOに関する情報も今では古くなっている可能性が高く注意が必要です。

昔の書籍を買い漁ってその手法を実践しても、今のGoogleでは推奨していないものだったという可能性もあります。こうなってしまうと、Googleからペナルティの対象となり上位表示どころか検索圏外になってしまうというリスクもあるため十分に注意しましょう。

常に最新のGoogleの検索エンジンの動向やSEOに関する情報を知っておくには、Googleが発信している一次情報を定期的に確認することが一番です。

冒頭でもお伝えした通り、「Google公式ウェブマスター向けブログ」や「検索エンジンスターターガイド」、「Googleウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン」などはホームページを運営している立場であれば必ず知っておきたいサイトです。

SEOでよくある勘違いとは

SEOでよくある勘違いとは

Googleの検索エンジンは常に進化・改良しており、書籍の情報やインターネット上の情報、SEO業者やコンサルタントが言っていることも全てが正しいとは言い切れません。

時間の経過によって今まで正しくかった施策も今では有効ではない可能性もあります。

そのため、まだまだ間違った情報を認識しているサイト運営者が存在し、誤った方法でSEO対策を行っている場合も少なくないのが現状です。

そこで、今回はSEOに関してよくある勘違いを7選にわけてご紹介します。

1.常にホームページを更新していれば上位表示できると思っている

毎日ホームページの情報を更新したり、一生懸命ブログを書いていればアクセスが増えると思っている方がいらっしゃいますがこれは間違いです。

更新頻度が高くてもコンテンツの中身が薄く、内容のないものであれば残念ながら検索エンジン経由からのアクセスは集まりません。

Googleはユーザーにとって役に立つコンテンツや価値のあるホームページを上位表示しようとしています。

なぜならGoogleとしても全く中身が伴いコンテンツや嘘の情報などが掲載れているサイトを上位表示してしまえば、Googleを利用するユーザーから信頼を獲得できないためです。

サイト運営者は更新だけに囚われてしまうのは注意が必要です。

2.SEOは無料だと思っている

SEOは広告に比べて、一度上位表示を実現すれば検索エンジン経由から大量のアクセスを獲得できるため、無料で集客ができると思いがちですが実際は違います。

なぜならSEO施策を行ううえでもサイト運営者やweb担当者、ホームページを更新するスタッフが稼働している限りは人件費としてコストがかかっているからです。

特にあなたが経営者の場合は費用対効果も考えながらSEO対策を行う必要があります。

3.一度上位表示されたキーワードはずっと検索順位が落ちることはない

これは完全な誤解です。

例えばあなたの運営しているホームページで、「ダイエット」というキーワードで検索順位で1位を実現しても、永遠に1位で上位表示されるわけではありません。

なぜなら、ダイエットというキーワードで他にも上位表示を狙っている同業他社のライバルは大勢いるからです。

一度上位表示を実現しても、そのまま満足してしまい定期的にホームページをブラッシュアップしていなければ徐々に検索順位は下がっていき集客が難しくなります。

ホームページは公開してから勝負、公開してから育てていくのが大事という言葉がありますがまさにこれです。

4.検索キーワードで上位表示されれば自動販売機のように24時間お問い合わせが来ると思っている

残念ながらそういったことは起こりません。

例えば、あなたが住宅販売のホームページを運営していて、住宅販売に興味のあるユーザーにサイトを閲覧してもらいたいのに、実際は全く住宅に興味のない食べ物に関心や興味のあるユーザーをサイトに集めるとどうでしょうか。

当たり前ですがホームページに訪れても何も反応を得ることはできません。

上記は極端な例ではありますが、あなたの対象となる顧客とは全く関係のないキーワードでホームページが上位表示されてもさほど意味はありません。

よく〇〇というキーワードで上位表示されたと喜んでいる方がいらっしゃいますが、何も反応がないといったケースは、こういったキーワードのミスマッチの選定であることが大半です。

仮に、あなたの顧客となるユーザーが興味のあるキーワードで上位表示できても、自動販売機のようにお問い合わせが大量に来るといったケースは少ないでしょう。

なぜならあなたが運営しているホームページ以外にも、ユーザーは同業他社のライバルホームページも閲覧をしており比較している可能性が高いからです。

同業他社よりもメリットや優位性が低いとユーザーに判断された場合、顧客がライバルに流れてしまう可能性が高くなります。

5.被リンクを多く獲得すれば上位表示ができる

一昔前のSEO対策の有効な方法として、被リンクをできるだけ多く獲得すればGoogleに評価され上位表示できるといった手法がありました。

そのため、多くのサイト運営者が意図的に業者からリンクを大量につけてもらったりといった施策をする企業が増えました。

しかしこのような自然ではない手法はGoogleのガイドラインにも反した行為でありペナルティ対象となります。

リンク プログラム

PageRank やGoogle 検索結果でのサイトのランキングを操作することを意図したリンクは、リンクプログラムの一部と見なされることがあり、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)への違反にあたります。

これには、自分のサイトへのリンクを操作する行為も、自分のサイトからのリンクを操作する行為も含まれます。

引用:Search Console ヘルプ

被リンクとは外部リンクのことで、このサイトが誰かに役に立つだろうと感じたり、第三者にシェアしたい場合に、ユーザーが自分の運営しているサイトで紹介してくれたり、ポータルサイトなどでサイトが紹介されたりすることによって結果的に被リンクとして増えていくことが自然な流れです。

ようは第三者からの応援や投票に似ているところがあります。

こういった自然な被リンクを増やしていくには、ユーザーのとって役に立つコンテンツを定期的に更新したり、またサイトに訪れたくなるような工夫をしたりといった地道なホームページのブラッシュアップが必要です。

間違ってもツールなどを活用した自然ではない被リンクによるSEO対策は行わないようにしましょう。

6.綺麗なホームページを作成すればアクセスが集まると思っている

最近ではこういった考えをお持ちの方は少なくなってはきましたが、ホームページのデザインなどを綺麗に整えて公開すれば、時間が経つにつれてホームページにアクセスが集まったり問い合わせを獲得できるようになると考えている方がいます。

しかし、残念ながら綺麗なホームページを作成しようが、制作費用に数百万円かけようがアクセスを獲得することはできません。

アクセスを獲得するには、ホームページを公開してからコンテンツを定期的に更新するなどの施策を行いながらSEO対策を行うことが重要です。

また、検索エンジン経由からのアクセスを獲得するには、公開したばかりのホームページはGoogleに認知・評価されるまで約半年から1年は最低かかります。

すぐにホームページを公開してもSEOからの集客は難しいため、リスティング広告などを検討するほうが良いでしょう。

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7.他の上位表示されているホームページのコンテンツを真似すればうまくいくと思っている

インターネット上で既に同業他社のライバルでうまくいっているホームページをリサーチしたりモデリングすることは非常に大切です。

しかし、同業他社に掲載されているコンテンツをコピーしたり、写真を無断でダウンロードして活用したりするのは絶対にやめましょう。

場合によっては運営元から著作権侵害などで訴えられてしまいます。また無断で引用した企業は場合によっては社会的な信用を失います。

数年前はキュレーション(まとめサイト)が流行り、インターネット上に公開されているホームページのコンテンツなどを無断で引用しただけのまとめサイトが上位表示され続けており、アクセスを獲得しているといったケースは確かにありました。

しかし、これは健全なサイト運営ではなく、当然のことながら短期的な収益を獲得はできても、中長期的にはユーザーからの信頼を失いサイトの閉鎖やGoogleからのペナルティの対象も受けることとなります。

Googleの検索エンジンのアルゴリズムも精度が年々向上しているとはいえ、まだまだ完全なものではありません。その隙をすいてモラルや法律に反したサイト運営を行う企業も少ないとはいえ存在しますが、決して真似はしないようにしましょう。

これからますますそういった悪質なホームページは短期間のうちにGoogleの検索エンジンからも除外されていくはずです。

まとめ:SEOは一つの手段に過ぎない!

SEOは一つの手段に過ぎない!

インターネット上で集客するには検索エンジン経由からのアクセスを獲得することは非常に重要です。そのためにSEO対策を行う必要があります。

しかし、SEOは一つの集客の手段に過ぎないともいえます。

なぜならリスティング広告をはじめとしたネット広告もあればFacebookやTwitterといったソーシャルメディアからの集客の施策もあるからです。

今回は言及しませんが、SEOにもメリットとデメリットは存在します。

また、SEOはGoogleにインデックス・クロールさせる技術的な施策をしっかりと行えば良いと考えているサイト運営者もいらっしゃいますがそれだけでは足りません。

あくまでもその先にいるユーザーに目を向けて施策を行わなければ今後のSEOでの成功は難しいでしょう。

ユーザーというのは生身の人間だからです。

あなたがユーザーに伝えたいこと、自社で提供できる価値はなんですか?

それを日々追求しながらホームページをブラッシュアップしていきましょう。

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