SEO対策

すぐに集客したい場合はSEO対策は向かない理由と有効な集客方法

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柿崎 裕二

株式会社イノブレ代表取締役
日本航空大学校卒業。大手航空会社勤務から、2013年に起業。独立系コンサルタントに転身後、上場企業のSEOコンサルティングをはじめ、様々な業種のwebサイトの支援を経験。 成功事例は、6か月でクライアントの月商10.8倍アップ、全く問い合わせがなかった製造会社のwebサイトをリニューアルして1000万円の受注獲得、化粧品通販サイトの売上を1年で年商1.4倍アップ等。 webサイトのSEO対策やCV率アップ、業績が上がる仕組みづくり構築の支援を行っている。自社でもwebメディアを複数運営。

運営しているwebサイトからお問い合わや購入を増やすために、SEO対策をしてアクセスや集客数を増やしたいというご相談をまず第一声で経営者の方を中心に頂きます。

しかし、SEO対策というのはweb集客において重要な施策ですし有効ですが、すぐに成果を出したいという場合はSEOは不向きです。

なぜならSEO対策を実施しても最低でも半年、遅ければ1年は成果が出るまでに時間を要するからです。

すぐにwebサイトにアクセスを集めたり集客をしたい場合はSEO以外の方法を考える必要があります。

今回は、短期間でアクセスを集めるにはSEO対策が不向きな理由と、SEO対策以外に有効で費用対効果が高い集客方法についてもお伝えしていきます。

目次

短期間で集客したい場合はSEO対策は不向き

冒頭でもお伝えしましたが、短期間でwebサイトに集客したい場合はSEO対策は不向きです。

例外的な条件として、webサイトを既に立ち上げており、サイト公開後も継続的にページの追加やコンテンツを追加している場合はSEO対策を行うことによって比較的短期間で成果が出るという場合はあります。

既に何年もwebサイトを運営していて、アクセスがある程度集まっているというサイトも成果は比較的短期間で出やすいといえます。

しかし、上記の条件以外でwebサイトを立ち上げたばかりの状態や、何年もサイトを運営しているが継続的にサイトの更新やコンテンツを追加していない場合は、すぐに成果を出すことは難しいです。

なぜ、SEOで成果が短期間で出るのが難しいのか

理由としては、Googleからwebサイトが評価されていない、あるいはサイトのページ数が少なかったり、更新頻度が少ないことが挙げられます。

※厳密にいうとサイトのページ数が多く、更新頻度が多くてもSEOで成果が出るわけではありません。

そのなかで、特に公開して間もないwebサイトというのはGoogleからも全く評価されていない状態であり、認知されていない状態の為、評価されるまでには時間がかかるというのが理由です。

Googleにはwebサイトの情報を読み取る検索ロボットが巡回し、200以上あるといわれる評価基準から判断して検索順位を決定していると言われております。

ですので、公開して間もないwebサイトでSEOでアクセスを集めたい場合は、半年や一年は継続的にコンテンツやページを追加していくことが大切です。

また、現在はただやみくもに更新するのではなく「ユーザーにとって役に立つコンテンツ」を発信していくことがポイントです。

Googleの検索エンジンに通知、評価されやすくなる環境は構築可能

そのうえで、合法的にGoogleへ公開しているwebサイトの情報が認知、評価されやすくなる仕組みを構築することは可能です。

その方法は、Googleの検索エンジンに公開しているコンテンツが早く周知されるように、「Googleサーチコンソール」に登録し、サイトマップを送信するようにしておきましょう。

Googleサーチコンソール

https://www.google.com/webmasters/tools/home?hl=ja

GoogleサーチコンソールはGoogleが提供しているツールで、サーチコンソールのソースタグをwebサイトに入れれば、無料で活用できます。

そうすることで、Googleの検索エンジンに公開しているwebサイトの情報が認知(クローリング)されやすくなり、インデックス(検索エンジンに反映)される時間が短縮できることが期待できます。

ユーザーを欺くようなことや、ガイドラインに反したSEO施策は絶対にしないこと

SEOで成果を出してwebサイトにアクセスや集客をするには時間がかかる。

そういうお話を経営者の方にしても、あまり納得されない方もなかにはいらっしゃいます。

そのなかで、大体言われることは他社のSEO会社やコンサルタントには短期間でSEOで順位を上げる方法やツールを提案されたというお話です。

しかし、これらの方法やツールというのはGoogleの検索エンジンの評価基準のガイドラインに反した方法であり、Googleが最も重きを置くユーザーの利便性を欺く行為のため、これらの行為でSEO対策をすることはおすすめしません。

Googleウエブマスター向けガイドライン

https://support.google.com/webmasters/answer/35769?hl=ja

※上記のGoogleウェブマスター向けガイドラインに書いてあるルールや規約を確認して、健全なサイト運営をすることがSEO成功への近道です。

Googleの検索エンジンを欺くような手法を「ブラックハットSEO」ともいいます。

このような方法で、webサイトからアクセスを集めて集客をしたいと悩んでいる経営者や企業をターゲットにしている悪徳業者はいますが、今後は検索エンジンの進化により淘汰されていくことは間違いありません。

また、このような方法に頼るwebサイトというのも同時に淘汰されていきます。

SEOには早道や小手先の方法は通用しないと思ったほうが賢明です。そう考えるとやはり成果が出るまでには時間をある程度要するのです。

すぐにwebサイトにアクセスを集め、集客するおすすめの方法

すぐにwebサイトにアクセスを集め、集客するおすすめの方法

GoogleやYahoo!などの検索エンジン以外からのSEO施策で成果が出るまでの間は、SEOとは異なる方法の施策でwebサイトにアクセスを集めて集客をすることがおすすめです。

特に短期間でアクセスを集めたい場合は、無料の施策よりも有料でアクセスを集めることも検討することをおすすめします。

有料であればコストはかかりますが、テストマーケティングやユーザーの反応を確認することが容易に出来るので、そのデータをもとにユーザーが求めている情報やニーズを知ることもできます。

また、ネット広告などは計測ツールなどが充実している為、成果や反響率を全て数字として簡単に把握することが可能です。

ここでは有料でアクセスを集めることができ、費用対効果が高く有効な集客方法をご紹介します。

Googleアドワーズ広告

Googleアドワーズ広告

https://adwords.google.com/intl/ja_jp/home/#

Googleアドワーズ広告は、Googleが提供しているネット広告です。

ネット広告はPPC広告やリスティング広告とも呼びます。

具体的には、あなたがターゲットとしているユーザーがGoogleの検索エンジンにて検索しそうなキーワードを広告で出稿することで、そのキーワードがユーザーが検索したときにあなたのwebサイトが広告枠に表示されるようになります。

SEOとは異なり、早ければGoogleアドワーズ広告を出稿したその日から広告を出稿することも可能です。

Googleアドワーズ広告にはキーワード広告やディスプレイ広告、リマーケティング広告など種類は豊富にありますが、広告を出して表示されるだけでは広告費用をかかりません。

広告がはじめてユーザーにクリックされて費用がかかる成果報酬の仕組みの為、ほかの有料広告よりも費用対効果は高いといえます。

広告のオプション設定により商圏を絞ったり、配信時間や曜日の制限なども柔軟に対応しているのも利点です。

Yahoo!プロモーション広告

Yahoo!プロモーション広告

https://promotionalads.yahoo.co.jp/

Yahoo!プロモーション広告はYahoo!が提供しているネット広告です。

Googleアドワーズ広告同様に成果報酬型の広告で、Yahoo!の検索エンジンの広告枠に出稿したいwebサイトを載せることができます。

Googleアドワーズ広告とは管理画面からの操作方法などは異なりますが、予算が許す限りGoogleアドワーズ広告とYahoo!プロモーション広告両方とも出稿することがおすすめです。

Googleの検索エンジンと、Yahoo!の検索エンジンともに利用しているユーザー層が異なるといわれております。

その為、どちらの広告が反応率が良いのかという点は実際に広告を出稿してみないことにはわかりません。

はじめから広告費用を多額に出稿する必要はないので、低額で両方の広告でテストマーケティングするのが有効です。

Facebook広告

Facebook広告

https://www.facebook.com/business/products/ads

近年は、ソーシャルメディアからバズを起こしたり、集客することがwebマーケティング手法として注目されるようになってきました。

ソーシャルメディアからの集客を考えている場合はFacebook広告が有効です。

Facebookの月間アクティブユーザー数は2017年9月時点で2800万人ともいわれております。

参考記事:国内MAU2,800万人突破!ミッション変更後のFacebook、日本における今後の展望

Facebook広告は年々進化しており、ターゲットとしているユーザーにリーチさせるセグメントをかなり細かく設定できるうえ、商圏や地域なども絞って出稿が可能です。

GoogleやYahoo!の検索エンジンを利用するユーザー層とは異なる層にリーチができるため、ソーシャルメディアを活用した集客方法もおさえておいて損はないでしょう。

実際にFacebook広告を活用してビジネスを拡大させている企業は多くあります。

Facebook広告の費用の支払い方式は複数あり、クリック課金や表示回数に応じたインプレッション課金などがあります。

まとめ

今回はSEO施策に関して誤った認識や間違い、やってはいけないことなどに関して深堀してお伝えしてきました。

正しい施策をやっていれば、確実に検索エンジンからのアクセスが集まり集客できるようにはなりますが、ある程度時間がかかるということを知っておく必要があります。

そこで、SEOで成果がでるまでに時間がかかるまでの集客方法として、有料のネット広告を利用するのを推奨します。

GoogleやYahoo!が提供しているリスティング広告であれば、すぐにユーザーからの反応率を確認できるため、テストマーケティングとして少額からはじめることも可能だからです。

また、Facebook広告もターゲットとしているユーザー層が一致する場合は、積極的に活用していっても良いでしょう。

どちらにしても実際にやってみないことには成果は出ません。

あなたにあった最適な集客方法をみつけ施策を行っていってください。

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