柿崎 裕二
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最近は、webコンサルティングに関してのご相談やweb制作に関してのご依頼を途切れなく頂いております。非常に有難い限りです。
クライアントからのご相談を頂く内容は様々ですが、その多くがホームページから問い合わせや売上を上げたいというご相談です。
そこで、今回はよりホームページから問い合わせや売上アップを実現するために、事前にクライアント側で設定しておくことで、より成果が出るまでの時間短縮になるべき準備部分に関してお話出来ればと思います。
予め、コンサルティングを受けて頂くうえでも今回お伝えした準備をしておくことで、コンサルタントにとってもより具体的なアドバイス、提案ができるためです。
是非ご参考ください。
目次
ホームページにはアクセス解析(Googleアナリティクス)を導入する
https://www.google.com/intl/ja_jp/analytics/#?modal_active=none
Googleアナリティクスとは、Googleが提供しているツールのひとつで、ホームページやECサイトのアクセス解析ができるツールです。
また、Googleアナリティクスの機能である「目標設定」を予め設定することで、ホームページから問い合わせフォームに申し込んだ際にどこから問い合わせがあったのかを計測することが出来るようになります。
目標設定に関しての詳細は、「5分で実践!Googleアナリティクスで目標設定をする方法」をご参考ください。
Googleアナリティクスを導入することによって、確認できるようになることは以下のようなことです。
●アクセス数の確認(日、週、月間等、日時を設定して解析可能)セッション、ユーザー、PV数の把握
●どこからアクセスがあったのか、地域や国の把握
●PC、スマホ、タブレットに分けてアクセス状況の割合を把握
●ホームページでどのページが一番閲覧されているか、逆に閲覧されていないページ状況の把握
●リアルタイムでホームページを閲覧しているユーザーのアクセス数の把握
●予め目標設定をしておくことで、コンバージョンがあった日の把握やどこの参照元からアクセスがあって問い合わせや購入に繋がっているかの把握
上記は一部ですが、Googleアナリティクスをホームページに導入しておくだけで改善のヒントや現状の状況を容易に把握することが可能になります。
これほど便利なGoogleアナリティクスですが導入して活用するのは無料です。まだ導入していない方は早急に入れるようにしましょう。
Googleアナリティクスをホームページを開設した時点で導入しておけば、第三者が容易にホームページのアクセス状況の把握が出来ますが、導入されていなければすることが出来ません。
これによって今まで改善できたかもしれないヒント、サイトのボトルネック情報等が受け取れなくなってしまいます。
また、ホームページから問い合わせや売上を増やす大原則として、数字から分析して改善していくことは必須です。逆にサイト運営者の主観や感情でホームページを改善したりすることは、ユーザーが求めているものとミスマッチが起こりやすく、成果に繋がらないケースが多々あるので注意が必要です。
まずは、コンサルティングを受ける有無に関わらず、ホームページを開設したタイミングと同時にGoogleアナリティクスを導入しておくことが大切です。
既にホームページ導入されている方は、「Googleアナリティクスでデバイス別のアクセス数を確認する方法」もご参考ください。
Googleアナリティクスを導入しないことによる損失・注意点
Googleアナリティクスはホームページに導入した当日からのデータ以降しかアクセス状況を把握することが出来ません。
ですので、Googleアナリティクスをこれまで導入していなければ、過去のアクセス状況の分析が不可能ということになります。
アクセス解析データは、今後のホームページを改善していくためのヒントが受け取れる資産でもあります。このような機会損失が起こらないように必ずホームページ開設当初から導入しておきましょう。
ホームページの健康状態を把握する・Googleサーチコンソール
https://www.google.com/webmasters/tools/home?hl=ja
Googleアナリティクスと同時に、Google Search Console(Googleサーチコンソール)も導入しておくことを推奨します。
こちらもGoogleが提供しているツールでホームページへの導入は無料で活用できます。
Googleサーチコンソールで把握できるのは以下の通りです。
●公開しているホームページが異常なくGoogleの検索エンジンに反映さているかの把握(インデックス・クロール)
●公開しているホームページがGoogleからスパム判定を受けていないか(スパム判定を受けている場合、検索順位に大きく影響する)
●Googleで表示されている検索順位の把握やクリック率の把握
●ホームページがセキュリティ上、問題が検出されていないかの把握(問題が起きている場合は知らせてくれる)
●公開したページをより早くGoogleの検索エンジンに通知、インデックスさせるための機能がある(SEO施策において有効)
紹介した機能は一部ですが、上記のようなことがGoogleサーチコンソールから確認することができます。
Googleアナリティクスはホームページのアクセス状況などの分析ができる「攻め」のツールだとすれば、Googleサーチコンソールはホームページの健康状態の状況が把握できる「守り」のツールといえます。
この2つのツールを有効的に活用することで、間違いなくホームページから成果が出るまでのスピードを早めることが可能になります。
まとめ
webコンサルティングのご相談やホームページ制作、リニューアルのご相談を頂くうえで、Googleアナリティクスを導入している企業は増えてはいますが、導入されていなかったというケースもあるのが現状です。
また、Googleアナリティクスは導入していてもGoogleサーチコンソールも同時にホームページに導入しているとなると、さらに少なくなってしまいます。
繰り返しお伝えしますが、これらのツールはホームページの現状や問題点を把握するうえで非常に資産となるデータを蓄積することが可能なものです。
導入さえしておけば、コンサルタントのような第三者の専門家に相談した場合も、データが把握できるので具体的なアドバイスや改善策をすぐに受け取ることも出来るのです。
是非、ご参考ください。