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【最新2021年版】SEO対策で集客するには?実施するべきポイントを解説

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【最新版】SEO対策で集客するには?実施するべきポイントを解説
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柿崎 裕二

株式会社イノブレ代表取締役
日本航空大学校卒業。大手航空会社勤務から、2013年に起業。独立系コンサルタントに転身後、上場企業のSEOコンサルティングをはじめ、様々な業種のwebサイトの支援を経験。 成功事例は、6か月でクライアントの月商10.8倍アップ、全く問い合わせがなかった製造会社のwebサイトをリニューアルして1000万円の受注獲得、化粧品通販サイトの売上を1年で年商1.4倍アップ等。 webサイトのSEO対策やCV率アップ、業績が上がる仕組みづくり構築の支援を行っている。自社でもwebメディアを複数運営。

自社ホームページやコンテンツからの集客数を増やすためには、SEO対策が有効です。

しかし、SEO対策は、テクニカルな部分だけでなく、ホームページの構造やコンテンツ内容も重要であり、すぐに成果を出せるとは限りません。

そこで、今回の記事では、SEO対策で集客する際のポイントについて解説します。

SEO対策の仕組みや基礎から学びたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

Web集客にSEO対策が必要な理由

ホームページや各コンテンツの集客数を増やすためには、SEO対策が必須です。

というのも、Google検索の表示順位によって、クリック率が異なるためです。

アメリカ・SISTRIX社の調査によると、検索順位1位のクリック率は30%近くである一方、10位になると2.5%まで下がります。

sistrix社クリック率

引用元:2020年7月14日:sistrix社の記事から引用

2ページ目、3ページ目に表示されると、さらにクリック率が低下し、Google検索からの集客が難しくなります。

安定的に集客数を維持するためにも、SEO対策を行い、検索上位を狙う必要があります。

Google検索の順位が決まる仕組み

SEO対策を行う前に、Google検索でどのように順位が決まるのか把握しましょう。

まず、「クローラー」と呼ばれるGoogleのロボットが、Webサイト内のリンクをたどり、コンテンツのデータを収集します。

その後、Googleのデータサーバーに記録し、Google検索上にコンテンツのURLが登録されます。

検索順位の決め手となるのが、Web運用歴やホームページの構造、テクニカルな部分です。

Web運用歴が長いほど、Googleに評価され、検索結果の上位に表示しやすくなると言われていましたが、現在のGoogleのアルゴリズムはそれだけでは上位表示は難しくなっております。

運用歴が浅いホームページでも、次項で解説するポイントを押さえておくことで、上位表示を狙えます。

SEO対策を行う際のポイント

それでは、SEO対策を行う際のポイントを解説します。

初めてSEO対策を実施する企業だけでなく、SEO対策でなかなか効果が出ない企業やweb担当者の方も、一からポイントを押さえましょう。

ポイント1. 適切なキーワードを選ぶ

SEO対策で実施するべき1つ目のポイントは、適切なキーワードの選定です。

ユーザーが検索するキーワードのことで、自社のサービスや製品などに関連している必要があります。

ただし、検索キーワードは、ボリュームと呼ばれる検索数が多すぎると競合が増えてしまい、上位表示が難しくなる点に注意が必要です。

最初は、検索数の多すぎないキーワードで上位表示を狙い、Webサイトの玄関口を作るようにしましょう。

ポイント2. タグのルールを押さえる

コンテンツを作成する際には、タグのルールを覚えておきます。

タグとは、記事タイトルの「<h1>」や、記事内の見出しを意味する「<h2>、<h3>」などのことで、Google側に評価されるための重要なポイントです。

また、検索結果で目立つように、キーワードはタイトルの前半部分に付けるほか、タイトルの文字数の32文字以内に抑えるなどのテクニックがあります。

ポイント3. 内部リンクの設計

内部リンクとは、自社ホームページ内のコンテンツ同士を結び付けるリンクです。

コンテンツ内容と関連性のあるページや、重要度の高いページとリンクすることで、ユーザーが最適なルートで回遊できます。

たとえば、「家電 低価格 おすすめ」というキーワードの記事から、「家電 人気 ランキング」の記事にリンク付けると、回遊率が向上し、Google検索エンジンでの評価も高まります。

ある程度の数の記事を作成したあとは、どのようなルートでユーザーを回遊させるかをイメージし、コンバージョンにつながるように内部リンクを設置しましょう。

ポイント4. コンテンツの質

SEO対策では、テクニック面だけでなく、コンテンツそのものの質も重要なポイントとなります。

記事作成時に注意したいのが、Google検索を使うユーザーの悩みや課題を解決できているかです。

また、SEO対策では文字数を多く書く必要があると言われていますが、それは間違った施策です。ただ文字数を書けば良いというわけではなく、ニーズに適した情報を伝えなければなりません。

ユーザー目線を常に意識し、有益な情報を提供することこそがSEO対策に大切な要素です。

ポイント5. モバイルユーザビリティの向上

モバイルユーザビリティとは、スマホ画面でも正しくホームページやコンテンツが表示されているかのことです。

スマートフォンやタブレットを使うユーザーが増えていることから、モバイルユーザビリティの重要性が高まっています。

Webサイトを立ち上げる際には、パソコンからだけでなく、モバイル端末からの見え方もチェックするようにしましょう。

ポイント6. ページ読み込み速度の改善

6つ目のポイントは、Webページの読み込み速度です。

Webページの読み込み速度が遅いと、読み込み中にユーザーの離脱率が高まり、記事を読んでもらえない可能性があります。

特にモバイルからの流入が増えている今、読み込み速度が速いほどユーザー体験が向上し、コンバージョン率の向上や滞在時間を増加させることができます。

2021年6月からはページエクスペリエンスアップデートがはじまり、コアウェブバイタルと言われる指標もGoogleからは評価基準になっていると発表されています。

コアウェブバイタルに関しては、また別の記事で詳細を書いていきます。

ポイント7. 被リンクの調査

内部リンクの設定だけでなく、外部からの被リンクもSEO対策に効果があります。

第三者Webサイトからの被リンクが多いほど、Googleでの評価が高まり、上位に表示されやすくなります。

しかし、被リンクをもらう際には、相手方のWebサイトをチェックするようにしましょう。

関連性の低いWebサイトや、悪質なWebサイトからの被リンクは、検索順位を下げるマイナス要員になってしまう可能性があります。

不審なリンクを発見した際には、バックリンクの拒否を行い、悪影響を受けないようにします。

意図的に業者などから外部被リンクを購入することはGoogleガイドラインに違反する行為なので、絶対に避けましょう。

ポイント8. コンテンツのリライト

なかなか上位に表示されない場合、コンテンツ自体に問題がある可能性があります。

そこで、キーワードの見直しや、コンテンツ内容が適切であるかを調べ、必要であればリライトを行いましょう。

リライトを実施する際には、タイトル・見出し・記事内容にキーワードが含まれているかどうかや、競合サイトよりもユーザーにとって有益な情報を含んでいるかをチェックします。

必要であれば、文字数を増やし、記事としての質や量を高めるように改善することが重要です。

まとめ

ホームページの集客数は、SEO対策によって左右されてしまいます。

そこで、SEO対策の重要性を理解し、競合他社よりも上位を狙う必要があります。

初めてSEO対策に取り組む方は、本記事で紹介したポイントを押さえておきましょう。

キーワードだけでなく、テクニカル的な対策や、質の高いコンテンツを作り続けることが大切です。

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