柿崎 裕二
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ホームページをこれから制作する、ホームページを持ってはいるが、制作会社に全て任せている為詳しくはわからない。
あなたがもし、ホームページ・webサイトをビジネスとして機能させるには、最低限知っておいたほうが良いことがあります。それをテーマに今回はコラムを書きました。是非参考にしてください。
ホームページ自体は無料で制作できるが価値はない
今は、予算を抑えたければ無料でホームページを制作できる時代です。
しかし、無料だからといって何でも出来るわけではありません。むしろ、無料や予算を抑えて制作したホームページというのは、やはり制限や出来ることが限られてきます。
まずは、この現実を認識することが何よりも大事です。
そのなかで、これから一からホームページを制作するのであれば、webサイトを公開することはあなたにとって何のゴールを目指しているのか？
これを明確にする必要があります。
ある企業にとっては信頼性やブランディングを重視したwebサイトを持ちたい。
ある企業にとっては、見込み客から直接お問い合わせを獲得するのにwebサイトを持ちたい。
とりあえず、最低限、他の会社も今はホームページやwebサイトを一つは持っているからという理由かもしれません。
このように何のために必要なのか？
答えを明確にすることにより、制作する方向性は全く持って変わってくるのです。
また、たまに私のところにご相談頂く方・企業でこのようなことをおっしやる方がいます。
「問い合わせも獲得したいし、デザインも格好良く、会員サイトも構築したい」
そういった希望等は決して悪いわけではありませんが、一からこの希望を満たすホームページを作成する場合。それなりの金額と期間を要することになります。
ある程度何かしらのホームページを過去にも運用した経験がある方なら、よくある経験談ですが、ホームページは作成してからも頻繁に修正や更新が必要です。
誤解を恐れずに言えば、ホームページに完成というゴールはなく、事業の成長と共に常にプラッシュアップしていくものです。
なので、その点も含めて将来性のある投資なのかどうか？
ビジネスとして運用していくことを前提としているのなら、まず考えなければいけません。
効果的なホームページの作成方法とは
上記でお伝えしたことを踏まえて、私は初めから全ての機能を付け加えるのではなく、後から足していくほうが予算的にも、時間も短縮することは出来ますと言っております。
勿論、早急に全て兼ね備えた機能を満たさないとビジネスがそもそも成り立たない。
予算が十分にあるのであれば話はまた違ってはきます。
しかし、中小企業や個人事業主の規模であれば少ない予算のなかでいかに費用対効果良くビジネスを拡大していくことが出来るか？
これを重視されているのが、本音ではないでしょうか？
また、いきなり全てをがっちりと組んで制作するのではなく、後からでも軌道修正出来るように完璧を求めないほうが案外その後の運用が上手くいくものです。
もし、実験的なビジネスであれば初めに初期投資をして失敗。その後の起死回生が難しくなるより、初めは小さな初期投資から初め、万が一。上手くいかない場合でも、その後も残った資金でまた違う投資をすることが出来ます。
これをホームページ・webサイトを制作するうえでも同じことが言えると思います。
しかし、注意しなければいけないことは全ての工程や投資費用をけちる。値切って安く費用を抑えるということはお勧めはしません。
コラムの冒頭にも書きましたが、無料や安く制作出来るサービスというのはそれなりに理由があり、制限や出来ることも限られているからです。
ですので、クリエイティブやデザイン、これからビジネスを拡大していくツールとして運用していくのであれば、その点も認識しながら制作。将来的にその金額を投資した以上のリターンを見込めるのか？
この中～長期的な目線を忘れてはいけません。
その点を踏まえたうえで、あなたがこれからホームページ・webサイトを持つのであれば何が目的なのか？
既に持ってはいるけど、これから修正・リニューアルしていくうえで何をゴールとして運用していくのか？
是非、考えてみて欲しいと思います。
